北海道旅行を利用しよう
4季はほとんどなく、ときどきスコールがくるから、折りたたみ傘やカッパ等は必携品。
ハイキング・スタイルの帽子、長そでスポーッシャッ、ズボン、軽登山靴か運動靴姿が適している。
防虫スプレー、外傷薬、マラリア予防薬、盾好食品(あめ、漬物、梅干、即席ラーメン、モチ等)などが必要。
アルコール飲料は持ち込み禁止。
マラリア予防薬は週1回の服用で、副作用もない良い錠剤(米軍の戦場用に開発されたもので、一般の薬局にはなく大病院で入手できる)がある。
しかし、現地を離れても2週間くらいは服用を続ける必要がある。
交易品やみやげには、ネックレス、ブレスレット、ブローチ、スカーフ等のような安くても見栄えのする装飾品、Tシャツ、ナイフ、タバコなどがよい。
現地の物価はかなり安い。
最近にわかにチベットが、世界中から注目され始めた。
日本でもちょっとしたチベットブームである。
長い間チベットは、D・Rの鎖国政策のため外国人禁制で、「世界最後の秘境」と呼ばれ、僧侶、探検家、登山家、学者、旅行者らのあこがれのまとであった。
堺市出身の日本の学僧Kが、20世紀初め、4年もかかって苦難の末、チベット僧に扮して、日本人として初めてラサ市に潜入したのは有名な話だ。
1980年、チベットの山が外国の登山家に開放され、登山隊を中心とするごく一部の人たちがチベット入りを果たすようになり、秘境の一扉が少しずつ開かれ始めた。
私自身も長い間チベットにあこがれていて、写真や絵で見るポタラ宮殿は、神秘的な幻の城に思えた。
そして、米映画「失はれた地平線」(1937年作)を私が見たのは、戦後数年たってからだった。
英国領事らを乗せ、戦乱の中国から脱出した飛行機が、暴風雨のため雪深いチベットの奥地に不時着し、乗客たちはチベット僧に案内されて、伝説の桃源郷(不老長寿の国)に導かれて、というのがあらすじだ。
そのシャングリラの舞台になったのがポタラ宮殿だ、と私は思い込み、脳裏に焼きついた幻の城をひと目みたいと念願していた。
Kの探検記などを読んで、さらに胸躍らせたものだった。
1985年、幸運にも中国政府の招待を受けて初めてチベットに足を踏み入れ、さらにチヨモランマ(8848メートル)の登山隊取材で奥地に入り、またツアーを組んで、ラサからネパールまでの大走破の旅を体験するチャンスに恵まれた。
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